防災の備えになるミニマムライフ

coffee-beside-notebook 身軽に暮らす
この記事は約8分で読めます。

地震大国と言われる日本ですが、ここ数年は豪雨災害も頻発しています。
もし、自分が災害に遭ったとき、本当に大事なモノだけ持ち出せますか?

今や日本は災害大国

日本と言えば、地震の多い国として知られています。

西日本に住んでいると、地震が少ないので実感が無いかもしれませんが、東日本に住んでいると痛感しますよね。
東日本の人は、地震慣れしていると聞いたことがありますが、それくらい普段から地震が多いです。

ただ、2011年に起きた東日本大震災の後は、東日本以外の地域でも、大規模な地震が増えたように感じます。
さらに、南海トラフ地震の危機が指摘されており、何処に住んでいても地震は他人事ではなくなりました。

これに加えて、ここ数年は集中豪雨による洪水災害が、毎年のように起きています。
2018年に起きた西日本豪雨を始め、場所を問わず全国各地で頻発しているため、地震以上に脅威かもしれません。

まさに、災害大国と言わざるを得ない状況で、何処に住んでいても安心できないですよね。

避難指示が出たら何を持ち出すか?

近年の豪雨災害を受け、気象庁では「避難勧告」を廃止し、「避難指示」へ一本化がなされました。

「避難勧告」廃止し「避難指示」に一本化 法律改正案可決 成立(NHK NEWS WEBより)

これは、避難勧告を出しても避難を始める人が少なく、結果的に逃げ遅れる事態が起きていたからです。
今回の改正により、避難の必要性に迫られる可能性が、以前よりも高まったと言えるでしょう。

ただ、避難を遅らせる一番の原因は、「自分の居る場所だけは大丈夫」という思い込みなんですけどね。

それは兎も角も、自然災害が身近なものとなった昨今では、避難の事態を想定した備えが必須と言えます。
ここで、頭を抱えることになりそうなのが、避難時に何を持ち出すか?、なんですよね。

よく言われる防災セットだけでなく、どうしても持ち出したい大事なモノが、人それぞれあると思います。
よくよく考えてみると予想外に、取捨選択が難しいと気づくことでしょう。

ミニマムライフが身を守る?

災害が起きた時に、本当に必要なモノだけを持ち出すことを、平生の内に想像するのは難しいですよね。
それは、何故でしょうか?

答えは、大きな災害に遭ったことがないから…、だと思うのです。

私は、東京23区で東日本大震災を経験して、それを痛感しました。
命の危険が迫っている時って、普段は大事だと思っていたモノが、実は必要なかったと本能的に分かるんですよね。
逆に言えば、こういう時にも大事だと思えるモノこそが、災害時に持ち出すべきモノなんだと思ったんです。

それは…ズバリ、防災セットに挙げられる物です。

私は、このことに気づいてから、普段の生活でも防災セットを意識して、最低限のモノだけ常備するようにしました。
最近よく言われる、「ミニマムライフ」ってやつですね。
身の回りにある物を「断捨離」するのではなく、そもそも「持たない」ことがポイントです。

これを普段から実践すれば、余計なモノが増えませんから、非常時に取捨選択する労力も減る訳です。

ミニマムライフをすれば、断捨離の労力は不要です☝

モノへの執着心を減らすことが大事

そんな私も、災害が収まって平生な日常に戻ると、身の回りのモノが増えてしまいがちです。
非常時に怖い思いをしたことを、時が経つにつれ忘れてしまうんですよね。
そして、再び物欲が逆巻いてしまい、余計なモノを持って大事だと思い込んでしまう…。

これは、モノへの執着心を捨て切れていないから、同じことを繰り返してしまうのだと思うんです。
無意識のうちに、物欲を満たすことを、心の拠り所にしているんですよね。
日本という恵まれた国で、この悪循環を断つことは、非常に難しいと感じます。

モノへの執着心を少なくして、心も身軽になりましょう☝

でも、ミニマムライフを根気よく続けることで、モノへの執着心を少しずつ減らすことは、十分に可能だと実感しています。
この積み重ねが、災害という危機に陥った時に、心身共に大きな味方となるでしょう。
避難時の判断が楽になるだけでなく、万が一モノを失った場合の喪失感も、最小限に抑えられるからです。

繰り返しになりますが、自然災害に遭ってしまう恐れは、何処に住んでいても他人事ではありません。
ぜひ、今後の防災を見据えて、身も心もシンプルな暮らしをしませんか?