災害に強いミニマムライフ~身も心もシンプルにする~

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地震大国と言われる日本ですが、ここ数年は豪雨災害も頻発しています。
もし自分が災害に遭ったとき、本当に大事なモノだけ持ち出せますか?

今や日本は災害大国

日本と言えば、地震の多い国として知られています。
西日本に住んでいると、地震が少ないので実感がないかもしれませんが、私は東日本に住んだときに痛感しました。
関東から東北にかけての人は、地震慣れしていると聞いたことがありますが、それくらい普段から地震が多いです。

特に、2011年に起きた東日本大震災の後は、規模の大きい地震が続発していますよね。
また、東日本以外の地域でも、名前の付く規模の地震が数年ごとに起きています。
近年では、南海トラフ地震の危機が指摘されており、何処に住んでいても地震は他人事ではないと言えます。

これに加えて、ここ数年は集中豪雨による洪水災害が、毎年のように起きています。
2018年に起きた西日本豪雨を始め、場所を問わず全国各地で頻発しているため、地震以上に脅威かもしれません。

思い返せば、ひと昔前はここまで頻繁に、洪水災害は起きていなかったですよね。
今年(2021年)を見ても、5月中旬なのに早くも梅雨入りしており、例年よりも長期化が懸念されています。
まさに、異常気象と言わざるを得ない状況で、何処に住んでいても安心できなくなりました。

避難指示が出たら何を持ち出すか?

近年の豪雨災害を受け、気象庁では「避難勧告」を廃止し、「避難指示」への一本化がなされました。

「避難勧告」廃止し「避難指示」に一本化 法律改正案可決 成立(NHK NEWS WEBより)

これは、避難勧告を出しても避難を始める人が少なく、結果的に逃げ遅れる事態が起きていたからです。
今回の改正により、避難の必要性に迫られる可能性が、以前よりも高まったとも言えると思います。
ただ、「自分の居る場所だけは大丈夫」という根拠の無い思い込みが、避難を遅らせる一番の原因なんですけどね。

それは兎も角も、自然災害が身近なものになった昨今では、避難の事態を想定した備えが必須と言えます。
ここで、頭を抱えることになりそうなのが、避難時に何を持ち出すか?ということでしょう。

もちろん、よく言われる避難具セットの準備は当然です。
それに加えて、他にも持ち出したい大事なモノが、人それぞれあると思います。
それが厄介なもので、よくよく考えてみると予想外に、取捨選択が難しいと気づくことでしょう。

ミニマムライフが身を守る?

命の危険が迫られる状況で、本当に必要なモノだけを持ち出すことを、普段から想像するのは難しいものです。
それは、何故でしょうか?

答えは、大きな災害に陥ったことがないから…、だと思うのです。
私は、東京23区で東日本大震災を経験して、それを痛感しました。
ですから、東北地方で暮らす人たちは、より避難への備えが身近だろうと思いましたね。

と言いますのは、実際に命の危険に晒された時って、取捨選択の余地もなく、本当に必要なモノが分かるんですよね。
それは…ズバリ、避難具セットに挙げられるモノです。
逆に言えば、それ以外の普段は大事だと思っているモノは、実などうでもいいモノである場合が殆どなんです。

私は、このことに気づいてから、「持たない暮らし」をするようになりました。
最近よく言われる、「ミニマムライフ」ってやつですね。
身の回りにあるモノを「断捨離」するのではなく、そもそも「持たない」ことがポイントです。
これを普段から心がけていれば、余計なモノが増えませんから、非常時に取捨選択する労力も減る訳です。

モノへの執着心を減らすことが大事

そんな私も、災害が収まって平生な日常に戻ると、身の回りのモノが増えてしまいがちです。
非常時に怖い思いをしたことを、時が経つうちに忘れてしまうんですよね。
そして、再び物欲が逆巻いてしまい、余計なモノを持って大事だと思い込んでしまう…。

これは、モノへの執着心を捨て切れていないから、同じことを繰り返してしまうのだと思うんです。
無意識のうちに、物欲を満たすことを、心の拠り所にしているんですよね。
日本という恵まれた国で、この悪循環を断つことは、非常に難しいと感じます。

でも、ミニマムライフを根気よく続けることで、モノへの執着心を少しずつ減らすことは、十分に可能だと実感しています。
この積み重ねが、災害という危機に陥った時に、心身共に大きな味方となるでしょう。
避難時の判断が楽になりますし、万が一モノを失った場合の喪失感も、最小限に抑えられるからです。

繰り返しになりますが、自然災害に遭ってしまう可能性は、何処に住んでいても他人事ではありません。
ぜひ、今後の防災を見据えて、身も心もシンプルな暮らしをしませんか?

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