働くだけの人生はなぜ虚しいのだろう?

i-think 心を身軽にする

働くことは、大概の人が当たり前にこなす訳ですが、ふと虚しくなることがあります。
その虚しさって、どこから来るのだろう?…
個人的に感じることを、つらつらと書いてみました。

人生の大半を占める勤労

11月23日は勤労感謝の日

国民の祝日に関する法律では…
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」
と書かれています。
世間一般の捉え方とは、少し意味合いが違うようですね。

それは兎も角も、世間で生活するためには、勤労が避けられない訳です。
特に、家計を主に背負う人の場合、1日のうち大部分の時間を、勤労に割かねばなりません。
それを、1週間→1か月→1年…と積み重ねると、人生の大半を勤労に費やしていることが分かります。
改めて考えてみると、このままの人生でいいのだろうか?…と、疑問が湧いてしまいます。

でも、ほとんどの人は立ち止まることなく、黙々と働き続けているのが現状だと思います。(もちろん私も含め…。)
何故なら、結婚,子供,住宅ローン,老後…、次から次へと出費の予定に追いまくられ、考える間もないですもんね。
幸い(?笑)、私は未だ家庭を持っていないため、そこまで追いまくられていませんが、それでも勤労を止める訳にはいきません。

闇雲に働いた若かりし頃

こんな私にも、夢を抱いて何の疑問も持たず、闇雲に働いた頃がありました。

平日は、朝から夜中まで働き通し、下宿は寝に帰るだけの場所
土日は、平日の疲れとストレスから、何も考えず家事をこなすので精一杯
そして、また次の1週間が始まる…

そう…、余暇の時間にほぼお金を使わないため、貯金だけはどんどん貯まるんです。
でも、お金を自分のために使う時間が、ほとんど無いんですよね。
もちろん、自分の人生について考える時間なんて、ある訳がない…。

この状況を、お金が貯まるんだからいいじゃないか!、と言う人がいます。
そういう考えの人は、何とか耐えて乗り越えるのでしょうが、私の場合は心が折れてしまいました。
一体いつまで続くのだろう…、と疑問が湧いたことを発端に、抑うつ状態で倒れてしまったのです。

でも、いま振り返れば、この時に倒れて良かったと思っています。
何故なら、人生の早いうちに立ち止まって、じっくり考える時間を持てたからです。
決して、負け犬の遠吠えじゃないですよ(笑)。

抜け殻のような定年後

私は、未だ定年とは程遠いですから、定年後を経験した訳ではありません。
でも、父親の姿を見てきて思ったのは、決して幸せそうな晩年じゃないな…、でした。
抜け殻のようになってしまい、コツコツ貯めたお金で第二の人生を始める…、とは程遠い姿だったからです。

おまけに、働き詰めたツケが回ってきたと言うべきか?、次から次へと病気に悩まされ、医療費にお金を使うばかり…。
こうなると、何のために働き詰めてお金を稼いできたのか、訳が分かりません。
お金は沢山あっても、今度はそれを使う気力が無い…、そんな状況ですよね。

もちろん、育ててもらった恩は計り知れないですが、それとこれとは別の問題です。
父自身の人生として、こんな定年後を迎えるとは、さぞ虚しかっただろうと感じます。
こんな父親の姿から、私は何かを学ばなければと思いました。

若いうちに人生について考える

週初めをブルーマンデーで迎え、水曜日には早や息切れし、ただ時間が過ぎるのを耐え、やっと金曜日だとバカ騒ぎ…。
休日は、仕事のストレスを解消するために、ひたすら寝るか浪費しまくり、日曜日の晩にはサザエさん症候群…。
日本人の大半は、会社員か公務員でしょうから、この繰り返しに陥っている人は多いと思います。

でも、このまま人生を浪費して、大丈夫なのでしょうか?
何のために働いているのだろうか…と、疑問が湧くのは変でしょうか?
むしろ、そういう疑問が湧いてしまうのは、自然なことだと私は思うのです。
何故なら、この繰り返しの先には、ゴールも何も無いですから…。
ゴールが無いから、ふと不安になったり、虚しくなったりするのでしょう。

その虚しさを見ぬフリをして、その時をやり過ごしたところで、何の解決にもなりませんよね。
そのまま定年まで突き進めば、もはや人生について考える気力も残っていないでしょうから、もっと悲惨な状況が目に見えています。
ですから、気力のある若いうちに、人生について真剣に考えることが、とても大事だと感じます。

「人生は 喰て寝て起きて 糞たれて 子は親となる 子は親となる」
とは、とんちで有名な一休和尚の言葉です。
私たちの姿に図星すぎて、耳が痛い言葉ですよね(汗)。

人生は、ひたすら物を消費したり、物欲を満たすだけでは、決して充実しないと思うのです。
この言葉を、人生こんなもんだ…と受け取るか、こうであってはならない!と立ち止まるかで、とても重要な分かれ道になると思いませんか?

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