仕事の日の朝が憂鬱なのは、誰しもあることでしょう。
原因は人それぞれですが、私なりの克服法を書いてみました。
時期による寝起きの憂うつ感
6月になり梅雨に入ると、朝から雨がしとしと…。
秋も終わりに近づくと、起きる時間になっても外は薄暗い…。
そうなると厄介なのが、朝起きた時の憂うつ感だと思います。
心身共に健康な人でも、月曜日の朝なんかは憂うつだと言います。
ましてや、心が不調な人にとっては、外が暗かったり雨だったりの月曜日の朝は、拷問みたいなものですよね。
…とはいえ、会社勤めをしている人は、毎朝決まった時間に出勤しなければなりません。
それを、周りの人は当たり前のようにやっている、自分は朝の憂うつ感に負けて遅刻が多い、あなただけ何故できないの?と上司に呆れられる…。
…それは私です(笑)
過去にうつ病を患ってから、朝が極度に辛くなりました。
それは、うつ病を克服した現在も同じでして、HSP気質が過敏に出て疲弊しきった翌朝なんかは、まさに最悪の状況ですね。
でも、毎日のように遅刻を繰り返す訳にはいきません。
かといって、サラリーマンを辞めて独立する能力も経済力もありません。
そんな八方塞がりな中で、今までに様々な対策を試してきました。
その中で今回は、 効果を実感できて現在も継続していること を、つらつらと書いてみようと思います。
起床時に行うルーチン
先ずは、起床時の憂うつ感を、何とかして振り払う必要があります。
それに効果的なのが、ストレッチとプチ瞑想です。
自己啓発書でよく見かけることですが、実際に効果を実感できています。
ちなみに、私が行っている流れは…
- 起床時間の数十分前に目を覚ます
- 仰向けのまま背伸びをして肩のストレッチをする
- 仰向けのまま目を閉じて数分間だけ心を無にする
- 身体を起こして座ったまま下半身のストレッチをする
これで、鬱陶しい憂うつ感がいくらか軽くなり、無事に起きられる確率が上がると思います。
特に、(3)のプチ瞑想がポイントですね。
以上が、起床時の憂うつ感への対処法です…と言いたいところですが、これだけでは間に合わないこともあると思います。
それは、この後に始まる1日の億劫さが、妨げになっているからでしょう。
その証拠に、ストレッチとプチ瞑想で何とか起床しても、出勤の支度をするうちに気持ちが塞がり始め、ズルズルと元の木阿弥にはまってしまう…。
それならば、その億劫さに引きずられない、別の工夫が必要となってきます。
目の前のことを淡々とこなす
簡単に言い換えると、目の前のことに集中する…。
これは、心が不調の人に限らず非常に大事なことでして、私の上司も同じようなことを言っておりました。
例えば、私の起床してからの行動に当てはめますと…
- 先ず顔を洗い歯磨きをする
- 仕事の服に着替えてしまう
- 朝食をしっかりと噛んで食べる
これらの流れを、淡々と丁寧にこなしていくのです。
他事は一切考えずに、いま行っていることに集中するのです。
やる事や順番は人それぞれだと思いますが、型にはめてルーチンワークにすることが大事です。
特に、仕事の服に着替えるのは早めに済ませる、コレはポイントだと思います。
いつまでも寝巻のままでは、欠勤する言い訳が付き纏いますからね。
そして、時間になったら何も考えず、サッと自宅を出発してしまいます。
どんなに憂うつで悶々としていても、いったん外に出てしまえば、いくらかシャンとするものです。
その後も、通勤途中は勿論のこと、職場に着いてからも心がけは同じ…、目の前のことを淡々とこなす。
この小さな努力を積み重ねるうちに、だんだんと憂うつ感や億劫さが消えていくことが多いですね。
日頃から溜めないこと
私たちは、沢山のやること(ToDo)に追われて、日々の生活を送っています。
そんな中で、無意識のうちに優先順位を決め、先に片づけたり後回しにしたりして、物事をこなしています。
でも、仕事の段取りという理由があって後回しにするのとは違い、日常生活で後回しにするのは、あまり良いことがありません。
私の経験で言いますと…
- やることが溜まってくると憂うつになる
- やることを溜めるほどエネルギーがいる
- やることを忘れてしまい悶々とする
あなたも、思い当たる節がありませんか?
これらのマイナス感情が鬱積して、起床時の憂うつ感に拍車をかけている…、それならば事前に減らしておくことが必要です。
では、これらのマイナス感情を減らすためには、どうしたら良いのでしょう。
その都度きちんと片づけてしまう
中々できないですが、一番大事なことだと思います。
後でまとめてやった方が効率的であっても、その時に片づけてしまうことがポイントです。
重要でないことなら忘れてしまう
忘れてもいいようなことを後回しにして、憂うつな気持ちになるなんて無駄ですよね。
頭からキッパリと消し去ること、コレがポイントです。
その時できないことはメモしておく
手帳なりカレンダーなり、メモする場所を決めて書き留めるのです。
そして、書き留めたら頭からキッパリと消し去ること、やはりコレがポイントです。
ちなみに、やることを書き留めるには、ToDoリストというツールが便利です☟
これら3つに共通して言えるのは、やることを頭の中に溜めない…。
人間の頭も万能ではありませんから、記憶力や処理能力には限りがあります。
何でもかんでも頭の中に溜めておくと、心がモヤモヤすることが多くなり、それが翌朝にも影響しているのだと感じます。
少しでも、頭を身軽にして就寝するよう心がけて、起床時の憂うつ感や億劫さを減らしましょう♪