HSPさんの適職について、色々な情報で溢れ返っているが、どれもシックリこない。
…そんな方向けに、HSS型HSPな私の体験談を書きました。
HSPさんは仕事が続かない?
HSP(敏感すぎる)気質の人が抱えやすい問題として、ネット上でこの類の記事を見かけるようになりました。
物書きを生業としている人だけでなく、個人ブロガーさんと思われる記事も、数多く見受けられます。
それだけ、悩んでいる人が多く、需要があるのだろうと伺えます。
記事の内容は様々ですが、やはり定番は「HSPに向いている仕事」といったもので、ちょっとキーワード検索をしただけでも、次々と記事がヒットします。
情報の出所が多ければ、それらの最大公約数をとることで、自分に合いそうな情報を得やすくなります。
私も、自身がHSP気質だと気づいてからは、数々のネット記事を参考にさせてもらい、自分に適した仕事の検証を繰り返したものです。
HSPの適職に関する情報の見極め
しかし、検証を繰り返していくうちに、違和感を覚えるようになったのです。
どの記事を読ませてもらっても、ほぼ似通った内容なんですよね。
しかも、内容が薄い、現実味がない、結論が出ていない…。
私は、言いたいことを結構チクっと放つ性格なので、予めご了承ください(笑)。
ただ、同じような感想を持たれた方は、結構いるのではないでしょうか?
おそらく、著者自身が経験していないことを書いた記事が多いから、違和感を覚えるのだと思います。
いわゆる、机上の空論ってものです。
もちろん、憶測でものを言うのはよくないですが、読んでいると直観的に分かるものです。
例えば、幅広い職種を網羅している記事を見かけますが、著者自身で全てを経験するには、明らかに無理がありますからね。
何事も、机上の空論だけでは不十分でして、実際の体験が伴ってこそ有益な情報と言えると思うのです。
先に結論を言ってしまいますと、自身のHSP気質に向いている仕事は、働いて直観で確かめるしかないんです。
ご存知でしょうが、HSPとは言っても様々なタイプの人がいる訳でして、全てのHSPに当てはまる記事なんて、そもそも無いのです(汗)。
HSS型HSPな私の職歴と適職
実際に働いてみるしかないのは、私の場合も例外ではなく、今までに職を転々としました。
経験した職種も多岐にわたり、履歴書の職歴は継ぎ接ぎだらけです(汗)。
まず、私のボロボロな経歴を時系列で、大まかに書き出してしてみましょう(^^;)
- 学生時代:裏方から接客まで数か所で経験
- 新社会人:大手家電メーカーの技術系社員
- 転職して:技術系派遣社員で数社を転々
- 路頭に迷い:夜勤から日雇い労働まで多岐
- 転機が訪れ:事務系で数社を経験(業種は多岐)
- そして現在:障害者雇用の事務系で就労中
ちなみに、後半の事務系の仕事については、民間と官公庁の両方を経験しています。
実に紆余曲折した…、と言えば聞こえがいいですが、行き当たりばったりな経歴です(汗)。
これらの中で、どの職種が向いてるなぁ…と感じたかと言いますと、正直なところ断言は難しいです。
でも逆に、私のような気質の場合で、この職種は要注意だぞ!、というのは割とハッキリと言えます。
それは…、事務系の職種です。
えっ…何で?、と思われた人もいるかと思いますが、それも無理はありません。
大概は、HSP関連の書籍やネット記事で、事務系はHSP向けだと書かれていますもんね。
でも結局は、実際に働いてみないと分からない訳でして、私の場合は事務系を何社も渡り歩いて、見事に全て撃沈されました(汗)。
じゃあ、何で現在も事務系で働いているかって…、年齢的に他へ行き場が無いから…(大汗)。
HSS型HSPあるある~私の場合~
ここで思ったんです…
自身で経験した職種について発信すれば、似た気質の人に参考にしてもらえるのでは?
では、私のHSP気質がどのような感じなのか?、主なものを箇条書きにしてみますね( ..)φ
- 自身のパーソナルスペースが広すぎてしんどい
- 乗り物でも喫茶店でも隅っこの席が大好きだ
- 人と対面する席で話をするのが苦痛だ
- 物音がいちいち大きいガサツな人が苦手だ
- たわいもない気の利いた雑談ができない
- でも…、人と関わることが嫌いな訳ではない
以上をお読みなって、「あ~あるある、自分と気質が似てるなぁ」と少しでも感じた方は、私の苦い経験が(笑)少しは参考になるかもしれません。
ただ、独断と偏見で書いた内容でもあるため、一般公開は控えさせていただきました。
詳しくお知りになりたい方へ、コチラのnote記事がヒントになれば幸いです☟
的を絞った情報収集が大事
私が今まで、様々な手段を使って転職をしてきて感じたのは、いかに自身のHSP気質に近い情報を集めるか?、ということでした。
そのためには、相談する相手に自身のことを事細かく説明するのが大事でして、とても手間がかかることです。
でも、詰めが甘いまま転職してしまい、働き始めてから後悔するのでは、もっと労力が無駄になります。
かつての私は、その繰り返しを闇雲に続けた結果、うつ病まで患ってしまいましたから…。
つまり、ひとりで抱え込んで転職活動をするのは、とてもリスクが高いということです。
ですから、就労移行支援を利用するのも、選択肢のひとつだと思います。
また、著者の私でよろしければ、仕事の悩み相談を承っております。
上で挙げたHSP気質の方が限定ですが、ピッタリ当てはまらなくても歓迎です(^^)/
ご興味のある方は、下の「詳しくはこちらへ」ボタンからお立ち寄りください。
ひとりで悩まないで…
HSP気質って、医者から診断されるものではなく、いわゆるグレーゾーンにいる状態なので、周囲の理解を得にくいのが辛いですよね。
でも、ひとり塞ぎ込んで悩むのは、心の健康によくありません。
少しでも、ご自身に近い経験のある人を見つけ、的を絞った転職活動をしましょう(^^)b