親の恩と過干渉
こんな方に向けて書きました♪
- 実家暮らしだが何だか息が詰まる
- 親との距離感がおかしいと思う
- 親への恩は感じるが心が窮屈だ
古くて新しい問題”毒親”
今回は、記事というよりも…単なる愚痴なのですが(笑)、少しでも共感してもらえる人がいて、お互い心が軽くなればと思い書いてみました。
昨今、よく見かけるようになった”毒親”という言葉、これだけ流行るだけあって、誰しも感じるメジャーな悩みだったのですね。
私も今更ながら、生き辛さの原因のひとつに母親の過干渉が絡んでいることに気づき、毒親という流行り言葉にたどり着いたところです。
実際に、インターネットでキーワード検索してみると、出るわ出るわ…(笑)
自分の感覚がおかしいのだと、ずっと思い込んで悩んでいたので、少しホッとしました。
よくよく調べてみれば、今に始まった話ではなく、昔からある永遠の課題のようですね(汗)。
でも、昔より何でも主張できる時代になったこともあってか、毒親と盛んに取り上げられているようです。
私の親の場合…
巷にあふれる記事によると、私の母親の言動はかなり重症な部類のようで、そりゃ息が詰まって生き辛いのは当然だなと呆れました。
例えば…
- 仕事から帰ったら…
昼食はどこで食べたのか?,何を食べたのか?,職場の人と食べているのか?
外食ばかりだと飽きるから、弁当を作ってあげるから持っていったら? - 帰りの時間がいつもと違うと…
残業だったのか?,仕事が大変なのか?,無理せずたまには休みなさい - 休日に部屋にいたら…
天気がいいからどこか出かけたら? - 休日にずっと外にいたら…
1日中どこで過ごしていたのか?,無理して外にいなくてもいいのに - 疲れたから早めに帰宅したら…
どうしたの、具合でも悪いのか? - いつも1人で行動していたら…
たまには友達とご飯でも行ったら?,友達と旅行でも行ったら? - 外で食べて帰ると言えば…
友達と食べるのか?,1人で食べるのなら帰って食べればいいのに - 帰宅が21時を過ぎでもすれば…
遅いから何かあったのかと心配したのよ - その他…
部屋にノックもせず入ってくる
人の趣味にいちいち便乗してくる
下着を勝手に買ってくる(くたびれてるのは捨てたら?)
着て出る服のことを言ってくる(もう暑いでしょ?)
何の郵便物なのか聞いてくる(親展を開けられていたこともあり)
どうですか?…、改めて書き出してみると、明らかに普通じゃないですね(汗)。
パーソナルスペースを侵害されているどころか、プライバシーの欠片もないですよ。
HSP体質の私にとっては、気が狂いそうなほど耐え難いもので、よく今まで爆発しなかったなと思います。
過去を分析する
思い返せば、大学に入って実家を出た頃から思い当たる節はあったので、今に始まった話ではないようです。
その当時の私は、身内にさえも自分の本心を晒すのが苦手で、いつも奥にしまい込む人間でした。
しかも、自分の本心を押し殺していることに気がついていなかった…。
でも、違和感を持たずにやってこられたのは、今より精神的に未熟だったことに加え、ずっと遠方で暮らしていたからだと思います。
そしてUターン転職を機に、社会人になって初めての実家暮らしをしたため、度重なる違和感に気づいたのでしょう。
もちろん、再び実家を飛び出してひとり暮らしもしましたが、ほとんど効果はありませんでした。
- いつも元気にしているか心配しています
- たまには休憩しに帰ってくればいいんだから
- ちゃんと食べてるの?お米や野菜を送るから
といったメールがくるものだから、精神的に束縛されていることに変わりはなく、離れて暮らしているのに息苦しさをいつも感じました。
結局のところ、うつ病が悪化して生活が成り立たなくなり、実家に舞い戻らざるを得なくなったのです。
親は変わらないから自分が変わる
もう後がない!と危機感を感じた私は、とうとう母親に面と向かって不満をぶちまけて叱りました。
母親に対して、自分の本心をぶちまけるのは、この時が生まれて初めてだと思います。
…が、母は取り乱さず反省したように見えたものの、雰囲気が明らかに撥ねつけてるんですよ。
その証拠に、形を取り繕っただけで真意をくみ取っていないのが、言動から見え見えなんです。
「注意するだけ無駄」と、どの記事にも書かれていたことが本当なのだなと、愕然としました。
でも、形だけでもマシになりましたし、精神的な距離が少しはとれた気がするので、無駄ではなかったと思います。
親に対しては、もちろん育ててもらった恩はあるし、悪気のある毒親ではないから、余計に注意がし辛くて精神的にキツいんですよね。
でも、親の恩と過干渉は全く別の問題であって、分けて考えないといけないです。
そのまま我慢していると、自分自身が壊れてしまいますから…。
そんなこんなで、今のところ私がたどり着いた解決策は、まず精神的な距離をとるということです。
その上で可能であれば、やっぱり実家は出た方がよいです!
パーソナルスペースを侵害されるような自宅では、仕事の疲れなんて取れませんから…。
長文乱筆になってしまいましたが(苦笑)、最後まで読んでいただきありがとうございました。