実家暮らしは、何だか息が詰まる…。
親との距離感に、違和感を覚える…。
もしかして、過干渉や過保護を受けていませんか?
古くて新しい家庭内の問題「毒親」
今回は、記事というよりも、単なる愚痴なのですが…(笑)
昨今、やたらと見かける「毒親」という言葉、割とメジャーな悩みだったのですね。
今更ながら私も、母親の過干渉が生きづらさに関係していると気づき、この流行り言葉?に辿り着きました。
私は今まで、自分の感覚がおかしいのだと思い込み、ずっと悩んでいたので、ある意味ホッとしました。
よくよく調べてみれば、今に始まった話ではなく、昔からある問題のようですね。
ただ…現代は、何でも主張しやすい時代になったからか、毒親なんて言葉が出現したようです。
毒親あるある~私の母親の場合~
巷にあふれる情報によると、私の母親の困った言動は、かなり重症な部類だと分かりました。
ですから、実家暮らしに息が詰まるのは当然だな…、と呆れ返りました。
例えば…
- 仕事から帰ったら…
昼食はどこで食べたのか?,職場の人と食べたのか?,弁当を作るから持って行ったら? - 帰宅の時間が少し遅いだけで…
残業だったのか?,仕事が大変なのか?,無理せず休みを取ったら? - 帰宅が21時を過ぎでもすれば…
遅いから何かあったのかと心配したのよ - 休日に部屋にいたら…
天気がいいから何処か出かけたら? - 休日にずっと外にいたら…
1日中どこで過ごしていたのか?,無理して外にいなくてもいいのに - 疲れたから早めに帰宅したら…
どうしたのか?、具合でも悪いのか? - いつも1人で行動していたら…
たまには友達とご飯でも行ったら?,友達と旅行でも行ったら? - 外で食べて帰ると言えば…
友達と食べるのか?,1人なら帰って食べればいいのに - その他…
部屋にノックせず入ってくる
人の趣味に便乗してくる
下着を勝手に買ってくる
着る服のことを言ってくる(もう暑いでしょ?)
何の郵便物なのか聞いてくる(親展すら勝手に開けることも…)
どうですか?
改めて書き出してみると、明らかに普通じゃないですね…(汗)
特に、赤色マーカーを引いた部分は、個人的に息苦しかったです。
パーソナルスペースが云々の前に、プライバシーの欠片もないですよね。
HSP気質の私にとっては、気が狂いそうなほど耐え難いもので、よく爆発しなかったなと思います。
自分の子供時代を振り返ってみる
思い返せば、大学に入って実家を出た頃から、思い当たる節はあったのです。
当時の私は、身内にさえも自分の本心を晒すのが苦手で、いつも内に溜め込むタイプでした。
しかも、自分の本心を押し殺していることに、気づいてすらいなかった…。
でも、違和感を持たずにやってこられたのは、今より精神的に未熟だったことに加え、ずっと遠方で暮らしていたからだと思います。
そしてUターン転職を機に、社会人になって初めて実家暮らしをしたため、度重なる違和感に気づいたのでしょう。
耐えられなくなった私は、再び一人暮らしを始めました。
…が、根本的な問題を解決せぬまま飛び出したため、ほとんど効果がありませんでした。
- いつも元気にしているか心配しています
- たまには休憩しに帰ってくればいいんだから
- ちゃんと食べてるの?お米や野菜を送るから
といったメールがくるものだから、精神的に束縛されていることに変わりはなく、離れて暮らしているのに息苦しさをいつも感じていました。
結局のところ、持病の「うつ」が悪化して生活が成り立たなくなり、また実家へ舞い戻ることになったのです。
親は変わらないから自分が変わる
もう後がない!、と危機感を感じた私は、母親を面と向かって叱りました。
母親に対して、自分の本心をぶちまけるのは、この時が生まれて初めてだったと思います。
…が、母は取り乱さず反省したように見えたものの、雰囲気が明らかに撥ねつけてるんですよ。
その証拠に、形を取り繕っただけで真意をくみ取っていないのが、言動から見え見えなんです。
注意するだけ無駄…、どの記事にも書かれていますが、その通りだなと痛感しました。
でも、形だけでもマシにはなりましたし、精神的な距離は少し取れたので、無駄ではなかったと思います。
親に対しては、育ててもらった恩はあるし、悪気のある毒親ではないなら、余計に注意がし辛いですよね。
でも、親の恩を感じることと、過干渉とは全く別の問題であって、分けて考えないといけないと思いました。
そのまま我慢していると、自分自身が壊れてしまいますから…。
そんなこんなで、私がたどり着いた解決策は、まず精神的な距離をとるということです。
その上で可能であれば、やっぱり実家は出た方がよいです!
長文乱筆になってしまいましたが(苦笑)、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いて1年以上が経ちましたが、今は再び一人暮らしをしています🔰