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働きながら独学で資格の勉強を続ける3つのポイント

book-with-pressed-flower 身軽に暮らす

独学での資格の勉強は、色々な書籍に手を拡げがち…。
働きながら限られた時間では、ブレない勉強法がとても大事です。

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モヤモヤは資格勉強の大敵

資格の勉強を始めた当初は、テキストや問題集を一式そろえて、「よし頑張るぞ!」とやる気満々。
…と、それから数ヶ月が経った頃、この勉強法で大丈夫だろうか?、モヤモヤし始める人は多いのではないでしょうか。

気持ちがモヤモヤしたままだと、せっかく時間を確保しても勉強に身が入らず、形だけのものになってしまいますよね。
結局、スマホを眺めて新しい情報を見かける(テキストや勉強法など)→新しいものに手を出してみる→またモヤモヤし始める…、こんなループにハマってしまいます。

私も経験者でして、このループにハマると同じところを堂々巡りで、勉強している割には実力が伸びないんですよ。
テキストや勉強法を変えてしまうと、また見慣れない環境からやり直しになり、実力が平行線を辿る訳です。

定番の勉強法でモヤモヤを絶つ

そんな私も、某難関資格で苦い経験をしたおかげか、自分なりのブレない勉強法が固まりました。
その後に受けた資格では、いずれも最小限の出費・労力・時間で、確実に合格することができました。

まずは、よく言われる勉強法を2つ、経験を交えて挙げてみますね。

アウトプットもバランスよく行う

インプットとアウトプットは車の両輪のようなもので、バランスよく行うことが大事です。

たまに、インプットばかりを先にする人がいますが、自分の理解度がどの程度なのかを確認できません。
インプットの片輪だけを一生懸命に回しているため、同じ所をグルグル廻っている恐れがあるのです。

実際に私も、初期の頃はインプットばかりに追われて、模試を受けたら全然手が動かなかったという、苦い経験があります。
テキストを読んである程度インプットしたら、問題集でアウトプットすることが大事です。
理解できていない部分が浮き彫りになり、フィードバックすることで実力が付くのです。

ちなみに、アウトプットで特に効果的な方法は、人に教えて質問を受けることです。
予備校の難関資格のカリキュラムに、少人数制ゼミがあるのも同じ理由からです。
記憶することと説明することは、全く理解度の次元が違うのです。

勉強をする場所って、意外と悩みますよね☝

コレと決めた本を何度も読み返す

これは、資格の勉強を続けていくうちに、モヤモヤする一番の要因ではないでしょうか?
でも、浮気をしないことは、資格の勉強にも大事なんです!(笑)

一般的な本であっても、一度や二度ほど読んだだけでは、ほとんど頭に入っていないそうです。
仮にそうなら、資格のテキストを何冊も浮気していたら、広く浅い実力しか付かないのは、想像に容易いですよね。

そんなモヤモヤした状態で、本試験に臨んだらどうでしょう?
基本的な設問でも、凡ミスをしてしまうのです。
私も経験したのですが、これほど後悔を引きずる失敗はありません。

1冊のテキストを理解しきった!、という自信を持つことは、本試験での精神衛生上とても大事です。
もし仮に、そのテキストが的外れで本試験に失敗したとしても、失敗の原因を検証して修正するのは容易いですよね。
テキストを選び直せばよいだけ…、自分は全力を出し切ったのですから。

試験直前期について、こんな記事も書いています☝

電気書籍は資格の勉強に不向き?

以上の2つは、よく言われている勉強法です。
次に、私が個人的に感じた3つ目は、日本でもようやく普及し始めた、電子書籍についての経験談です。

私の場合、資格の勉強に電子書籍を取り入れてから、急に実力が伸びなくなりました。
感じ方は人それぞれだと思うので、もちろん一概には言えません。
でも、後になって考察してみると、 資格の勉強において電子書籍にはデメリットが多いんです。

  • 文字が小さすぎて読みにくい
    資格のテキスト類って、端末の画面サイズと比べて大きいものが多いため、電子書籍になると文字が小さすぎるんです。
  • サッと書き込みやマーキングができない
    資格の勉強をするうえで、これは致命的ですよね。
    最近の端末ではできるのかもしれませんが、やはり紙には敵わない…。
  • 目的のページをサッと開けない
    使ったことがある人なら分かると思いますが、地味にイラっときます(笑)。
    紙の書籍(特に辞書)のような、大体この辺りを開けば…という感覚がないからでしょうね。
  • 端末の設定に気を取られる
    紙の書籍なら、設定なんて一切ありませんから…。
    ノートパソコンのデメリットを突いてポメラが流行ったのも、これと似たような理由からですよね。
  • 読んだ内容が記憶に残りにくい ← 最大のデメリット
    これは、かなり本気で取り組まないと気づきにくいですが、私の経験として確かにあるのです。
    電子ペーパー端末ならまだマシですが、それでも頭に残りにくい感覚がありますね。
    あまりに違和感を覚えたので、インターネットで調べてみると、その類の研究事例まで見つかりましたから…。

なお、参考までにメリットを挙げるなら、次の2つくらいでしょうか。

  • 外で勉強する際に荷物が減る
  • 検索系(辞書など)には向く
記憶に残りにくい点について、こんな記事も書いています☝

シンプルな勉強法が一番の近道

以上3つのうち、上の2つは勉強の定番として、使い古された言葉だと思います。

ただ、「言うは易し、行うは難し」とは言ったもので、実際に振り返ってみると、できていないことが多いです。
いま一度、自分の勉強履歴を振り返って、不毛な時間を増やさないうちに、軌道修正をしておきましょう。

3つ目の電子書籍については、もちろん賛否両論あると思いますし、科学的に証明しつくされた訳ではありません。
しかし、「火のない所に煙は立たぬ」とも言いますから、危ういことには手を出さない方が賢明だと、個人的には思います。

何事においても、昔からなされていることはシンプルで強いと感じます。
資格は受かってなんぼの世界ですから、寄り道をせず浮気をせず(笑)、サッサと合格してしまいましょう!

難関資格に挑む場合は、よりブレない目標が必須です☝

お勧めの本

『感情は5秒で整えられる』
「何度も読み返す」ことがいかに大事か、この本によって気づかされました。
「継続は力なり」とは使い古された言葉ですが、これが実践できなくて悩んでいる…、という人にお勧めです♪(それは私のことです…。)

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