学校に行きたくない学生さんへ

for-light-heart 心を身軽にする

今時の学校を取り巻く環境

「無理して学校に行かなくてもいいんだよ」
「学校に行くのが嫌なら図書館においでよ」

夏休みが終わりに近づく頃になると、こういった呼びかけをメディアで見かけますよね。
ある年の夏に、某図書館のホームページから発信されたのが、最初のきっかけだったと記憶しています。
夏休み明けに、子供の自殺者が激増することが、社会問題になり始めた頃です。

私はある程度の歳なので、最近の学校事情については分からないですが、それだけ今の学校が荒んでいるのかなと感じています。
思い返せば、確かに夏休み明けは嫌でたまらなかったけれど、「自殺」という言葉とは無縁でしたから…。
ただ、このような呼びかけに流されて、安易に学校を欠席してしまうのも、少し考えものだと思います。
なぜ、自分は学校に行きたくないのかを分析しないと、それは単なる逃げになってしまいますよね。

泣き寝入りは悔しくないですか?

私は、生まれつき足に障害があったり、活舌の悪いしゃべり方だったりするため、学校での生活が苦手でした。
特に、長期休暇の後には席替えがあったので、隣の人から避けられはしないかと、ビクビクしていたものです。
いわゆる、集団生活に馴染めないタイプでして、常に自分を押し殺して過ごしていました。

でも、引きこもりや登校拒否になったことは一度もないし、しようとも思わなかったです。
確かに、ニュースで見かける今時のいじめに比べたら、私の場合は軽いものだったし、味方に付いてくれる人も少なからずいました。
そう考えると、やはり今の学校を取り巻く環境は、荒んでしまっているのでしょうね。

ここで、ひとつ伝えたいことがあるんです。
自分で人生を終わらせるのだけは避けよう
そんなことをしたら、耐えてきたこと全てが台無しだし、悪い人やズルい人の勝ち逃げになるし、泣き寝入りなんて悔しいじゃないですか。
もし、今この文章を読んでいるあなたが、そういう苦しい状況に陥っているなら、ぜひ続きを読んで冷静になってください。

苦しい原因を分析する

学校に行きたくない理由って、人それぞれだと思います。
よく取り上げられるのが「いじめ」ですが、原因はそれだけではない場合もあります。
ただ、様々な理由に共通するものとして、「集団生活」という特殊な環境があると思うのです。
そこで、私の拙い経験から感じることを、いくつか書いてみました。

いじめられて辛いなら

私が子供の頃だったら、負けずに反撃するくらいじゃないと駄目だとか、相手にしなければいずれ止むものだとか、色々と言われたものです。
実際にそうでして、私もいじめっ子に体当たりしたり(もちろん負けましたが…)、相手にせず無視をしたりして凌ぎました。
集団生活の中では、どうしても少数派の人は、除け者にされやすいんですよね。

でも、今時のいじめって陰湿というか異常…、人間性を疑うようなものが多い。
しかも、担任の教師まで加担していたり、加害者の親がモンスターペアレントだったり、昔では考えられないほど厄介です。
もし、そういった問題を抱えているなら、無理して登校する必要なんてないと思います。
信頼できる人に悩みを打ち明けて、とにかく自分を守ってください。
信頼できる人がいないなら、本に頼るという手段もありますよ。

集団生活がしんどいなら

これは、私が学生生活の頃に、一番しんどかったことです。
決して、クラス全員からいじめられていた訳ではないし、少なからず仲の良い友達はいました。
でも、しんどいんですよね…、同じ集団の中で長時間を過ごすことが。
この頃は、まだ悩む程ではなかったのですが、大学の研究室に入った頃から深刻に悩み始めたんです。
この悩みは、社会人になってからも引きずって、うつ病にまで悪化してしまいました。

そして、散々もがき苦しんだ末に辿り着いたのが、「HSP」という言葉でした。
HSPとは Highly Sensitive Person の略で、生まれつき色々なことに敏感すぎる人をいいます。
最近やっと、テレビなどで取り上げられるようになったので、知っている人もいるかもしれません。

ズバリ言いたいことは、あなたの悩みは病気でも異常でもなく、HSPに当てはまるのかも…、ということです。
日本という国は、少数派の人が特に生きづらい環境なので、何かと息苦しさを感じやすいです。
その証拠に、HSPについての認知度は日本は遅れており、書籍もまだ数えるほどしかありません。
逆に言えば、書籍が多すぎて迷うことはないので、本屋で探して読んでみてください。
そこから何かしら、学校で楽に過ごすヒントが得られるかもしれません。

勉強に興味が持てないなら

私は、学校の成績こそ悪くはなかったですが、好きで勉強していた訳ではないんです。
ハッキリ言って、これを勉強して何の役に立つの?、って思う教科ありましたもんね(笑)。
こんなこと言うと、世間の大人に怒られそうですが、義務教育で学ぶこと全てが大事だとは、とても思えないんです…。

特に、社会科の歴史なんていい加減なもので、世代とともに内容が変わっていますからね。
ちなみに、極端な事例を挙げますと、「ゴッドハンド」で世間を騒がした事件がありましたよね。
教科書に載っていた、誰でも知っている土器の写真が嘘だったという…、歴史なんて所詮そんなもんなんです。
また、英語も問題ありな教科でして、中学校と高校で合計6年間も勉強して、日常会話すらできないんですから…。
いま思えば、必要に迫られてから自分で書籍を選んで勉強した方が、よほど効率が良かっただろうと痛感しました。

つまり、興味がある人が勉強すればよい教科と、最低限やっておかないと困る教科がある、ということです。
個人的には、次の3教科は最低限やっておかないと、大人になって困ると感じました。

  • 国語:正しい日本語が使えないと大人になって行き詰まる
  • 算数:四則演算と九九くらいはできないと日常生活で困る
  • 理科:日常生活で役立つことが多く身を守る知恵も付く

理科については幅広いですが、特に物理学(詳しくは高校で学びます)を頑張って勉強しておくと、物事の捉え方が変わり視野が広がるのでお勧めです♪

学校は狭い世界だから…

あなたは、まだ若いでしょうから無理もないですが、もっと広い世界があるのを知らないだけなんです。
私も、学生生活を終えて社会人になってから、そのことに気づいて愕然としました。
学校教育は所詮、大人の都合で作られた世界だったんだな…、極端に言えばそんな感じです。

もちろん、全てがそうだとは言いませんよ。
得られるものも沢山ありましたし、それらの教育を無償で受けられるのは、とても恵まれていることです。
でも、大人になってから気づく違和感って、悔しいけれどあるんですよね。

学校って、過去に一部の偉い大人たちが、色々な事情に沿って作った世界なんです。
ただ、どんなに偉い人だったとしても、100%完璧な人間なんていません。
ゆえに、人によって作られた学校という世界も、決して完璧ではないということ…。
だから、学校が全てだと思い込まないでください。

では、学生のうちに少しでも外の世界を知るために、何をすればよいのでしょうか?
私がお勧めしたいのは、やはり本を読むことですね。(学校の教科書ではありません。)
学校の勉強で興味を持った教科があったら、図書館なり大型書店なりに行って本を探し、その分野を掘り下げていくのです。
幸いなことに、今はインターネットという便利なものがありますから、書籍以外からも情報は簡単に手に入ります。

そして、知り得た情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考える癖をつけてください。
そこに書かれたこと全てが、必ずしも正しいとは限らないからです。
こうした努力を重ねることで、学校生活が如何に狭い世界であるか、少しずつ分かってくると思います。

最後に…、とても大事なことなので、もう一度伝えておきます。
狭い世界の中で人生を諦めないで…
今は苦しいと思いますが、少しずつ外の世界を知っていけば、必ず出口が見えてきますから!

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