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うつ病とHSPの違いを体験者が語る~敏感すぎて生きづらい人へ~

clover-on-spoon HSPの過ごし方

周りの環境に敏感すぎて、一日を終えた頃にはぐったりと疲れる…。
うつ病から寛解した私は、HSP気質なんだと気づきました。

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HSPを知らなかった頃の私

それは、うつ病が寛解した矢先のことでした。

リワークという復職プログラムを終えた私は、予定通り元の職場に復帰しました。
ところが、復帰初日から何となく、事務室の妙な圧迫感を感じていました。

机の配置がいわゆる島タイプで、私の座席がその真ん中だったことも、不快感に拍車をかけていました。
そして、早くも2週目くらいから、当日欠勤をするようになったのです。

私は、リワークの職員から「アサーティブに行動することが大事だ」と学んでいたので、思い切って上司に不調の理由を打ち明け、端の座席に換えてもらいました。(「アサーティブに」とは、「自分の気持ちを率直に」といった意味です。)

ところが、若干は圧迫感が減ったものの、依然として不快感は抜けませんでした。
そうしているうちに、じわじわと溜まったストレスがあふれ出し、欠勤を繰り返すようになったのです。

リワークって何?…、コチラの記事をどうぞ☝

うつ病ではなくHSPだと思った理由

リワークまで通って復職したのに、うつ病をぶり返してしまったのか?
…いや待てよ、今までと何かが違う。

私は、もう這い上がる手段がない…と呆然とする中で、何とか原因を探ろうとしました。
というのは、うつ病で休職していた頃の状態と、しんどさの種類が明らかに違うんですよね。

参考までに、分かりやすかった違いを挙げますと…

朝はきちんと起きられる

うつ病のときは、朝に起きられないどころか午前中は全く動けず、日常生活もままならなかった…。
でも今は、職場に行くのが憂鬱なだけで、日常生活はきちんと午前中から送れるんです。

体が重いとは感じない

うつ病のときは、まるで体重が20㎏増えたかのように、とにかく体が重くて仕方がなかった…。
でも今は、全くそんな感じはなくて、むしろウォーキングが習慣になっていた程なんです。

頭はしっかりと働く

うつ病のときは、とにかく何も考える気力が無かった…。
でも今は、原因を探ろうと前向きに考えているんですよね。

自己判断は危険なので、適切に早めの対処を…☝

HSPという言葉に出会う

かかりつけ医へ行けば、いつの間にか病名が「神経症」に変わっていましたし、適応障害にでもなってしまったかな…、と自分自身も思っていました。
具体的な相談をしても、「気にし過ぎですよ」の一言で片づけられる始末…。

完全に行き詰った私は、自身の症状についてインターネットで調べ始めました。
そしたら、出てくるでてくる(苦笑)、自分と瓜二つな悩みを抱えた人のブログが…。
こうして調べていくうちに、とあるサイトの記事が目に留まり、私の過去や症状と合点したのです。

Take it easy for HSP(外部サイトへ移動します。)

あっ!と思った私は、ずっと前に読んだきりになっていた本を思い出し、本棚から取り出しました。
それは正に、HSP(Highly Sensitive Person)について書かれた本でした。

やっぱりこれだ!

私の推測は、確信に変わりました。

ここ数年は、HSPの情報過多なので、逆に気を付けましょう☝

私は住まいが地方で、HSPに詳しい医師やカウンセラーがいなかったため、誰かから指摘された訳ではありません。
でも、冷静に自身の過去を分析してみると、他には考えられないんですよね。

私は、原因不明のしんどさが病気ではなく、抗うつ薬を飲み続ける必要はないと分かり、ある意味ホッとしました。
同時に、生き方を見つめ直す大事な分岐点かもしれない、と思い始めたのです。

例えば…、HSP気質を活かしてみましょう☝

HSPなりの生き方を探る

私は、この記事を初めて書いた頃、転職・母親の過干渉(過保護?)・HSPの三重苦で、途方に暮れていました。

でも、焦らずひとつずつ解決していこう!、という冷静さがあったおかげで、その後の1年はコツコツと問題解決に取り組みました。
このブログを書き始めたのも、心の避難場所を作ろうと思ったことが、理由のひとつなんです。

詳しくはコチラの記事をどうぞ☝

私は、他の人のブログや書籍でHSPの勉強をして、自分をしっかりと見つめ直し、新しい人生を歩もうと決めました。
そして現在は、転職先で何とか落ち着き始め、一人暮らしという形で母親との距離感を正し、疲れにくい対処法も分かってきました。

HSPさんは一人暮らし派が多いかも?☝

今後も、新たな進捗や気づいたことを、このブログに書き留めていく所存です。
そして、何時しか誰かのお役に立てたら嬉しいな…、そんな思いで続けていきます( ..)φ

変わり種ではw、こんな記事も書いています☝

お勧めの本

『敏感すぎて困っている自分の対処法』
私が、初めてHSPという言葉に触れたものの、読んだきり奥に閉まっていた本です。
『敏感すぎて傷つきやすいあなたへ』
HSPという単語は出てきませんが、バランスの良い実践向けの本です。

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